補助金採択のために意識した3つのポイント
今日からノートPCでもスマホでもなく事務所のPCに向かって仕事をしているので、
ブログは夕飯作りの前に書くことに決めましたホシヤです。
今日は補助金のお話です。

先日、無事補助金の採択通知が届きました!
デザイナーが補助金となれば案件として補助金申請代行をしたの?と思われるかもですが、そういう訳ではありません。
自社事業の柱の一つに育てている"自社ブランド作り"のために申請して、採択をいただきました。
ありがたや~!あ、写真は補助金採択よりも前に払っていた対象外のパッケージです()
申請した補助金はこちら「令和6年度 新事業展開テイクオフ支援事業」
テイクオフ補助金と呼ばれるものですね。
こちらは補助いただける率が通常の補助金よりも高く、3/4負担してくれます。
金額も最大100万円まで。
普通にデカイです。
今回の対象者は大阪府内に本店(住所)または主たる事業所を有する中小事業者。
300者程度でした。
この補助金を選んだポイントは以下の3つ。
・申請にやり直しが少なく、通りやすいこと
・補助率が高く、ものづくりにも活用し易い内容であること
・使ったあとの証明審査が厳しすぎず、初心者にやさしいこと
かくいう私も東大阪のデザイン事務所として独立して2年目。
申請時点では1年目ですし、
前職は会社組織だったのでこういった補助金があっても申請する方は別部署の方でした。
つまり未経験!
でもなんとか採択をいただけました。
長くなりましたが申請するに当たって意識したポイントを3つ程シェアしますね。
1,支援する意義を数値で仮見積もりする
大阪府からすれば「補助金を出す=効果があると思い投資する」という事です。
ならばその投資効果を数値的に仮でも試算することで不安を一つ和らげることができるでしょう。
今回の場合私は「新製品開発のために」という内容でした。
その新製品はいくらの原価で、
いくらで売って、
利益はいくらで、
今回の補助金でそのサンプルを作ることにどれほどの黒字化の投資価値があるのか?
を試算しました。
この試算は夢物語ではダメですよ!
現実的な計算をしているという行動そのものも、ひとつ信頼になったのかなと思います。
2,誰のための何を、なぜ作るか端的に
これは商品企画なら当たり前のことですが、
何を作りたいのか端的に伝えました。
文章ではなく、5W1Hで。
箇条書きで。
ここはシンプルを心がけました。
一日中少なくとも300枠以上の事業者さんの申請書を見るチームですから、これくらい淡白なほうが理解しやすいかなと思います。
3,わからなければ聞いて取り入れる
ある程度書けたところで補助金代行をしている友人や、直接テイクオフ支援事業事務局にも意見を聞きました。
自身の事業者としての表現の方法や金額の対象を何と書くべきかなど
わからない事は聞いてしまえば解決します。
事務局の方本当に優しいです。
コールからの受電も素早い!
いつもありがとうございます。
以前に小規模事業者補助金も検討したことがありますが、
これくらいの金額規模感で、
ややこしい手続きも少なく挑戦できるテイクオフは非常にオススメな補助金です。
ものづくりの為のサンプル開発を3/4補助してもらえるということは、究極4倍の製品開発に挑戦できるということですからね。
この期間にいろんな業者さんと取り組んで行きます。
来年には証明のターンがくるので、またその時の様子もシェアしますね。